【2026年・前期】VVFケーブルの相場予測・買取相場振り返り

  • 2026/01/22
  • 2026/01/22

はじめに

現場で余ってしまったVVFケーブル。
「これ、今売ったらいくらになるんだろう?」と迷うこと、ありますよね。

電気工事店にとって、余り部材の買取は身近なテーマです。
なかでもVVFケーブルは流通量も多く、買取価格の動きも比較的わかりやすい商材です。

特に買取の中心になるのは、100m巻の未開封品です。
今回は主要4サイズについて、直近データをもとに相場を整理してみました。

徹底予想!2026年1-6月のVVFケーブル買取相場

2026年は、2025年から続くメーカー値上げの流れが落ち着かず、引き続き強含みで推移すると見ています。
そのため、VVFケーブルの買取相場も全体的に底堅い印象です。

とはいえ、価格は日々変動します。
あくまで現場目線の予想として、参考程度にご覧ください。

  • 2026年製造・メーカー問わず・美品を想定
  • 価格はすべて税込み
  • 納得価格 → これ以上なら売却しても後悔しにくい目安
  • すごいね価格 → この金額ならかなり好条件
  • 実際の査定は在庫状況や地域によって変わります

▼一覧表

種類納得価格すごいね価格
1.6mm × 2芯6,000円8,000円
1.6mm × 3芯8,000円10,000円
2.0mm × 2芯9,000円11,000円
2.0mm × 3芯16,000円18,000円

① 1.6mm × 2芯(2×1.6mm)の実勢相場

照明配線でよく使われる1.6mmの2芯です。
3芯より回転が良い分、比較的安定した価格帯になっています。

買取業者買取価格
A社5,300円
B社5,000円
D社4,800円
E社3,500円
F社5,000円
G社4,000円
H社5,000円
I社4,500円
J社5,300円
K社5,500円
N社4,800円
O社5,000円
P社4,500円
Q社3,800円

  • 相場レンジ:3,500円~5,500円/巻
  • 平均価格:約4,714円

② 1.6mm × 3芯(3×1.6mm)の実勢相場

1.6mmの3芯は、用途がやや限られるため、在庫状況の影響を受けやすいです。
お店ごとの価格差が出やすいサイズでもあります。

買取業者買取価格
A社7,500円
B社6,000円
C社7,500円
D社8,000円
E社4,500円
F社6,000円
G社8,000円
H社4,000円
I社4,320円
J社6,500円
K社6,000円
L社5,000円
M社7,000円

  • 相場レンジ:4,000円~8,000円/巻
  • 平均価格:約6,332円

③ 2.0mm × 2芯(2×2.0mm)の実勢相場

コンセント配線の主力である2.0mmの2芯です。
需要は安定していますが、在庫が増えると一気に価格が落ちることもあります。

買取業者買取価格
A社8,500円
B社8,000円
C社8,000円
D社7,500円
E社5,000円
F社3,200円
G社9,000円
H社8,500円
I社7,500円
K社6,500円
M社3,580円
N社4,280円
O社6,000円
Q社4,500円

  • 相場レンジ:3,200円~9,000円/巻
  • 平均価格:約6,576円

④ 2.0mm × 3芯(3×2.0mm)の実勢相場

VVFケーブルの中でも、取扱量が多いのが2.0mmの3芯です。
現場でも出番が多く、買取市場でも中心的な存在です。

買取業者買取価格
A社12,000円
B社12,000円
C社12,000円
D社9,000円
E社14,000円
F社11,000円
G社16,000円
H社7,500円
I社11,000円
J社9,500円
K社14,000円
L社13,000円
P社4,500円
Q社3,990円
R社16,000円
S社17,000円
T社13,000円
U社14,500円

  • 相場レンジ:3,990円~17,000円/巻
  • 平均価格:約11,944円

サイズ別まとめ比較

パッと比較できるように整理しました。
2024〜2025年の公開データをもとにした実績値です。

▼比較表

種類相場レンジ平均価格
2×1.6mm3,500円~5,500円約4,714円
3×1.6mm4,000円~8,000円約6,332円
2×2.0mm3,200円~9,000円約6,576円
3×2.0mm3,990円~17,000円約11,944円

2026年は上がる?価格動向の見通し

2026年は全体として上昇傾向となる可能性が高いです。
背景には、いくつかの要因があります。

  • 世界的な銅価格の上昇
  • 人件費等、インフレによる製造費全体の高騰
  • メーカーによる製品値上げ
  • 慢性的な在庫不足

これらが重なると、新品価格も高くなり、買取価格も上昇します。
(ただし、世界情勢の変化により、上記の要因がなくなった場合は、傾向が変化する可能性もあります)

プロくま編集長のコメントボックス

・プロくま編集長のコメント
価格が上がる場面では「もう少し待てば上がるかも」と思ってしまいますよね。でも、在庫がだぶついた瞬間、相場はあっさり落ち着きます。
寝かせて勝つより、確実に取る。

高く売るためのチェックポイント

査定で見られるポイントは、意外とシンプルです。
基本を押さえるだけで、減額リスクはかなり減らせます。

  • 外装フィルムが破れていない
  • ラベルに書き込みや汚れがない
  • 製造年が新しい(理想は1~2年以内)

VVFケーブルは、時間が経つと外皮が硬くなります。
「新しい=扱いやすい」ため、製造年が新しいほど買い取った後の売れ行きが良いのです。

減額の実情と店ごとの差

よくある減額理由も整理しておきます。

  • ビニール破れやラベル書き込み
  • 送り状の直貼り跡
  • 製造から1~2年を経過
  • エコケーブルや特殊色

ただし、基準は店舗ごとに違います。
だからこそ、相見積をしてみることは有効な手段です。
ある店舗では査定減額理由となることが他店舗では減額されないこともあります。

いつ売るべきかの判断基準

結論はシンプルです。
迷っているなら、早めに動くのが無難です。

シースは少しずつ硬くなりますし、在庫保管中に傷や破れが発生するかもしれません。
季節理由による在庫過多→急落リスクもあります。

倉庫で眠らせるより、商品の状態が良いうちに現金化する。
売りたいと思ったときが売り時という言葉もあります。

まとめ

VVFケーブルの買取相場は、タイミングで大きく変わります。
2026年は買取価格は上昇する見通しですが、なにごとも絶対はありません。

まず見積を取る。
「この価格なら売ってもいいかな。」
そう思える価格が出たなら、売ってしまってもよいでしょう。

「もうその価格では買取りできないんですよ」
そう言われて、悔しい思いをしないように動いてゆきましょう。